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韓ドラLOVEのハルです!
韓国ドラマを見ていると、「MBC」「tvN」「スタジオドラゴン」など、いろいろな名前が出てきます。これらは大きく「放送局」と「制作会社」の2種類に分かれます。
放送局はドラマを視聴者に届けるチャンネルで、制作会社はドラマを実際に作る会社です。同じ作品でも、放送局と制作会社の組み合わせによって、作風や雰囲気がかなり違ってきます。
このページでは、韓国ドラマに関係する主な放送局と制作会社をそれぞれ解説します。
※本ページの情報は執筆時点のものです。最新状況は各公式サイトにてご確認ください。
韓国ドラマの主な放送局

KBS(韓国放送公社)
KBS(韓国放送公社)は、日本のNHKに近い公共放送局です。KBS1とKBS2の2チャンネルがあり、KBS2でドラマが多く放送されます。
国の資金が入っているため内容が比較的穏やかで、家族みんなで楽しめる作品が多いのが特徴です。時代劇や家族ドラマを得意としています。
『プロデューサー(2015)』『椿の花咲く頃(2019)』など人気ドラマを多く制作しています。

MBC(文化放送)
MBC(文化放送)は、韓国の準公共放送局です。正確には、公共法人「放送文化振興会」が最大株主の民間放送局で、「半官半民」とも呼ばれます。
KBSと並んで長い歴史を持ち、韓国ドラマの黄金期を支えた局です。ラブコメから社会派まで幅広いジャンルを扱い、人気俳優の登竜門になることも多いです。
『宮廷女官チャングムの誓い(2003)』『私の名前はキム・サムスン(2005)』などの大ヒットドラマを手掛け、かつては「ドラマのMBC」と呼ばれていました。
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SBS(ソウル放送)
SBS(ソウル放送)は、1991年開局の民間放送局です。KBS・MBCと並ぶ地上波3大局のひとつで、トレンディドラマや恋愛ものを多く手がけてきました。
視聴率競争に積極的で、話題作を生み出すことが多いです。
『砂時計(1995)』『ジャイアント(2010)』などの骨太ドラマのほか、『熱血司祭(2019)』『ペントハウス(2020)』などの高視聴率作品を多く放送しています。
tvN
tvNは財閥のCJグループが運営するケーブル・有料チャンネルです。2006年開局と比較的新しいですが、質の高いドラマを次々と送り出し、今や地上波3局と並ぶ人気を誇ります。
『トッケビ〜君がくれた愛おしい日々〜(2016)』『愛の不時着(2019)』『サイコだけど大丈夫(2020)』など話題作が多く、洗練されたラブストーリーやファンタジー系を得意としています。
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TVING(ティービング)
TVINGは、CJグループが運営する韓国の動画配信サービス(VOD)です。tvNと同じCJ ENM傘下のため、tvNで放送されるドラマのほとんどがTVINGでも同時配信されます。
地上波の放送を持たない「TVING オリジナル」作品の制作にも力を入れており、『ユミの細胞たち』シリーズはTVINGとtvNの同時配信で大きな話題を集めました。
日本からは直接視聴できませんが、韓国では月額課金制のプラットフォームとして幅広い年代に利用されています。NetflixやDisney+と並ぶ、韓国発の主要ストリーミングサービスのひとつです。
JTBC
JTBCは、2011年開局の総合編成チャンネルです。前身はチョン・ドゥファン政権時の「言論統廃合」により強制的に廃局されたTBC(東洋放送)です。
この統廃合で多くのメディアが統廃合・廃刊させられましたが、その後の規制緩和によって新たな民間放送が生まれ、JTBCもその流れで誕生しました。
社会問題や政治をテーマにした骨太なドラマが多く『よくおごってくれる綺麗なお姉さん(2018)』『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜(2018)』など話題作を多数輩出しています。
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OCN
OCNはCJグループが運営するケーブルチャンネルで「オリオン・シネマ・ネットワーク」の略です。かつてはオリジナルドラマに力を入れ、『神のクイズ(2010)』『ボイス(2017)』などのドラマを制作しました。
ただし近年はオリジナルドラマの制作を大幅に縮小しており、現在は映画放送が中心になっています。
韓国ドラマの主な制作会社

韓国ドラマの裏には、優秀なドラマ制作会社あり!大ヒット作品を出している会社を一覧にしてみました。
スタジオドラゴン ※CJ ENM傘下
スタジオドラゴンは、CJグループ傘下の大手ドラマ制作会社です。2016年設立と歴史は浅いですが、tvNや Netflix向けに質の高い作品を量産しており、韓国ドラマ界で圧倒的な存在感を持ちます。
『涙の女王』『サイコだけど大丈夫』『愛の不時着』『青い海の伝説』『哲仁王后~俺がクイーン!?~』など数々のヒット作を手がけています。
Bon Factory(ボンファクトリー)
Bon Factoryは、脚本家キム・ウンスクの作品を多く手がけてきた制作会社です。緻密な脚本とスタイリッシュな演出を得意とし、完成度の高いラブストーリーやヒューマンドラマを制作しています。
『ソンジェ背負って走れ』『ボーイフレンド』『彼女はキレイだった』『キム秘書はいったい、なぜ?』などを制作。
SLL(スタジオ・ルルララ)※旧JTBCスタジオ
SLLは、JTBC傘下のドラマ・コンテンツ制作会社です。社名はSLLに変更されましたが、JTBCドラマの多くを手がけているほか、Netflix向け作品も制作しています。
『グッドボーイ』『梨泰院クラス』『夫婦の世界』などを制作しています。
『グッドボーイ』は、New、Drama House Studioとの共同制作だよ
レモンレイン
レモンレインは2007年設立の中堅制作会社で、KBS・MBC・JTBC・tvNなど複数の放送局・プラットフォームで幅広く作品を制作しているのが特徴です。
代表作は『財閥家の末息子』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『猟奇的な彼女』です。
AStory(アストリー)
AStoryは、ドラマプロデューサーのイ・ウンが立ち上げた独立系制作会社です。tvNやKBSなど複数の放送局と組んで作品を制作しており、ファンタジーや時代劇など幅広いジャンルを手がけています。
代表作は『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『キングダム』。
New(ネクスト・エンターテインメント・ワールド)
NEWは、映画配給・投資から出発したエンターテインメント企業です。ドラマ制作にも力を入れており、映画的な映像クオリティと独自の世界観を持つ作品が多いです。
代表作は『太陽の末裔 』。
KBSメディア/モンスターユニオン
KBSメディアは、KBS(韓国放送公社)の子会社として設立された制作会社です。かつてはドラマ制作も手がけており『雲が描いた月明り』などを送り出してきました。
2017年にドラマ制作部門を新会社モンスターユニオンに移管し、現在はコンテンツの流通・販売が中心業務になっています。
モンスターユニオンは、KBSメディアからドラマ制作を引き継いだKBS系列の制作会社です。KBS2ドラマを中心に制作しており、スケールの大きい歴史ドラマにも積極的に取り組んでいます。
パン・エンターテインメント
パン・エンターテインメントは、俳優マネジメントとドラマ制作を両輪で手がける会社です。所属俳優を起用した作品も多く、地上波からケーブルまで幅広く制作実績があります。
ラブコメや青春ものを得意としています。代表作は『冬のソナタ』『私の名前はキム・サムスン』。
Netflixと韓国ドラマの関係
2010年代後半から、Netflixは韓国ドラマの制作・投資・配信に積極的に関わるようになりました。
たとえば『イカゲーム』のようなNetflixオリジナル作品がある一方で、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のように、韓国ではテレビ放送され、海外ではNetflixで配信されて世界的ヒットになった作品もあります。
Netflixは制作会社に直接投資するケースも多く、地上波やケーブル局を介さずに世界配信されるドラマも増えています。この流れにより、スタジオドラゴンやSLL、AStoryなどの制作会社の存在感はさらに高まっています。
最後まで読んでくれて、ありがとう!
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